映画『ミラベルと魔法だらけの家 / ENCANTO』_考察①動物
こんにちはJamilaです
前回は『ミラベルと魔法だらけの家』について感想を書いたので、今回は気になった点についてリサーチ・簡単な考察をしてみたいと思います!
アントニオが乗っているのはジャガー、右下にいるのはカピバラですね!
では、左側にいる子たち誰だろう…?
バク
カピバラと象を足して割ったような動物は何だろう?と見ながらずっと気になっていたので探してみたところ、”バク / Taipiridae”だということが分かりました!
バク?
しかし私が”バク”と聞いて思い起こした姿はこちらです
『ミラベルと魔法だらけの家』に登場した子はこちら
申し訳ないけれど、私の中では バク=白黒 なので、バクに見えません…
(茶色の熊を出されて”パンダ”と言われている気分です…
約200万年前にはバクと同じ仲間の動物が既に存在し、また東南アジア・中南米という離れた2箇所に生息していることからゴンドワナ大陸を証明することとしても注目されているようです。
2013年に新種のバクが登録されたようで、この機会にバクに関心を持てたことはとても良かったと思っています!
どの”バク”か
現在5種類のバクがいるそうです
この子がどの”バク”なのか考えてみたいと思います!
マレーバク / Tapirus indicus
上にも書きましたが、私の中でバクと言ったらこの種です。
生息地域的にも、色的にもこの子ではありませんね!
アメリカバク / Tapirus terrestris
『ミラベルと魔法だらけの家』は具体的にコロンビアのどのあたりをモチーフとしているのかが問題となりそうですが、生息域的にはほとんど問題はなさそうです。
耳の先端は白く、頬と胸のあたりの毛色が薄くなっているようにも見えるので、可能性はあると思います。
たてがみも生えているように見えます…
ベアードバク / Tapirus bairdii
こちらはより生息域が厳しそうですね(一応コロンビアにもいるようですが)。
耳の縁が白いという点は問題ないと思います。映画に登場する子も鼻が長いように見えるので、可能性はあると思います。
ヤマバク / Tapirus pinchaque
より生息域が狭くなりましたが、コロンビアにいますね!
口の周り・耳の縁が白いところが一致しています。登場人物と比べるとかなり小さく、またアントニオよりも小さい可能性があるので、バクの中では”小型”なこの子の可能性が高いのではないでしょうか
カボマニバク / Tapirus kabomani
英名: Little black tapir / Dwarf tapir
生息域: コロンビア・ブラジル周辺
体重: 110kg程度
この子が2013年に新種登録されたバクです。
細かい情報を得ることはできませんでしたが、現存種で最小ということなので場合によってはあるかもしれませんね
しっぽがしましまな子は誰?
1枚目の写真でバクの上下にいる子たちですね!彼らは一体誰なのでしょうか
私が見つけた候補はふたつです。さてどちらでしょう?
カニクイアライグマ / Procyon cancrivorus
アカハナグマ / Nasua nasua
A・Bどちらでもありそうですね…
顔の色が、カニクイアライグマは目のあたりが黒い一方、アカハナグマは鼻先~目の下あたりが黒くなっています。どちらかというとあの子たちも鼻先~目の周辺が黒くなっているように見えるので、”アカハナグマ”だと思います!
おわりに
簡単にですが、バクの種類とアライグマ科の動物について考察してみました
ちょっと動物について詳しくなれた気がしています…!
アカハナグマは海遊館にもいるようなので、ジンベイザメと一緒に見に行きたいです!
読んでいただきありがとうございました。またどこかでお会いできたら嬉しいです
Jamila